我が家には庭に椿の木が2本植わっています。
今年も3月ぐらいからたくさん椿の花が咲いていました。
椿の花が咲くと毎年ヒヨドリがやってきます。ヒヨドリがまるでハチドリのように椿の花にクチバシを突っ込んで蜜を吸っているようです。
ヒヨドリはスズメより大分大きな鳥です。
庭などで雀の倍ぐらいの大きさの灰色っぽい鳥を見かけたらたいていヒヨドリなのではないでしょうか。
可愛らしいヒヨドリで椿の枝に止まっているのを好ましく見ていたのですが、
そう平和な光景でもなかったようです。
ヒヨドリ以外にもいろいろな鳥が来るのですが、
特にメジロがよく来ます。
メジロは緑色の目の縁が白い結構メジャーな鳥です。
スズメより少し小さめかもしれません。
非常にきれいな鳥で春ぐらいになると親鳥と小鳥が木に群がっているのを見かけたりします。
この間メジロがこの椿の花の汁を吸っていたのですが、
すぐにヒヨドリがやってきてメジロ追っ払ってしまいました。
椿の花の蜜も無限に出続けるわけではなく、一定程度吸ってしまうと溜まるまで待たなくてはいけないようです。
どこで見ているのか知りませんが、メジロがやってくると、すぐにどこからともなくやってきて追っ払ってしまいます。
鳥の世界も結構大変だなと思いました。
椿の花は典型的な春の花ですが、やや寒い時から花を咲かせるみたいです。
そして桜が散った後もぽつぽつと花が残っていたりします。
桜に比べると花の期間が長いようです。
ただ最後のあたりはソメイヨシノと被ってしまうためなのかあまりメジャーな花ではないようです。
桜に比べれば常緑樹で冬でも青い濃い葉っぱをつけているので、それが太陽光線に照らされて、反射してなかなか綺麗です。
こういった理由から庭木には大変好まれるようです。
昔、椿三十郎という映画がありましたが、
その映画に椿屋敷が出てきます。
赤と白の椿をたくさんたたえた武家屋敷が出てきます。
それを思い出して自分の庭も椿屋敷のようにできないかと考えたりしました。
椿の増やし方
椿を増やすにはいろいろな方法があるようですが、
葉っぱを挿し木したり、枝を挿し木したりする方法がメジャーな方法のようです。
また枝にミズゴケのようなものをくっつけて、根を出させて、そのあとその枝を切り植木にする方法もあるようです。
そのような感じで椿を一気に増やせないかといろいろ研究していたのですが、
一定の大きさに成長させるにはかなりの時間がかかるようです。
庭木のサイトなどを見てみると椿の苗は結構安いようでした。
したがって挿し木などをして育てなくても、苗木を買えば速そうです。
アマゾンでも椿の苗木を売っているようです。
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