原付二種にはどのようなものがあるかということは興味があると思います。
原付二種バイクにもオートマチックとマニュアルがあります。
原付二種のピンクナンバーというとスクーターを思い浮かべる方がほとんどだと思います。
ところが原付二種のマニュアルバイクというものも存在します。
ただ原付二種ぐらいになると排気量が125ccまでですのでパワーがあまりありません。
そうしますと、止まった状態から最高速度までの間、余力がありませんので、きっちりとシフト変換をしていかなければならなくなります。
余力がないのでそれぞれのスピードでそれぞれに最適なギアを選んでおかないと困るわけです。
つまりギアチェンジをいっぱいしなくてはならないということになります。
これは結構大変なので、結局125cc以下の原付二種バイクはほとんどオートマということになります。
オートマチックだと大体はスクーターということになります。
ちなみにカブのようなバイクは50cc以下の原付一種も125cc以下の原付二種もあるのですが、
こちらはセミオートマとなっているようです。
業務用で燃費と整備費を気にする乗り方専用という感じです。
原付二種ならやはりスクーターということになると思います。
ホンダ、ヤマハ、スズキ
日本にはオートバイメーカーが4つあります。
ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキです。
このうちカワサキは原付二種のスクーターは作っていません。
従いましてホンダ、ヤマハ、スズキのうちから選ぶことになります。
ホンダのバイク
ホンダは日本一の生産量を誇るバイクメーカーであると同時に世界一の生産量を誇るバイクメーカーでもあります。
原付二種のスクーターに対しても非常に積極的で、いろいろなバイクを出しています。
バイクメーカーとしてはフルカバレッジで全ての顧客を対象にしています。
全部の排気量やジャンルに対して生産して行く方向です。
ヤマハのバイク
ヤマハはホンダに対する対抗馬です。
産業的な競争地位ではホンダがリーダー。
ヤマハがチャレンジャーということになります。
リーダーであるホンダとの差別化が課題となります。
ホンダがやりたくてもイメージや名声の維持のために採れないような差別化戦略をやるのが特徴です。
スズキのバイク
スズキは競争地位的にはニッチャーにあります。
採算性のためリーダーが扱わないような分野もしくは気が付いていない分野に資源を集中させます。
特定市場における利潤、名声、イメージを作ることに力を注ぎます。
集中化が特徴です。
原付二種の分野で言えば通勤快速のジャンルを構築したアドレスが有名です。
その後ホンダ、ヤマハもこの通勤快速の分野に進出することになり、また新たなジャンルを探している端境期に当たるみたいです。
また面白いモノを出してくれるでしょう。
海外生産が影響する
ホンダ、ヤマハ、スズキとも世界的なバイクメーカーですが、このことは原付二種の車種に非常に大きな影響を与えています。
3社とも海外生産が多いため、国内市場向けのバイクというものが無くなってしまい、特に原付二種の場合は、たいていは台湾や東南アジアの車種が日本向けにアレンジされて販売されているようです。
台湾や東南アジアでバイクが売れるのは、良く「所得が低いから」などと言われていますが、それもあるからかもしれませんが、気候が温暖だということもあるのではないでしょうか。
台湾や東南アジアは年間を通じて気温が高いですが、そうしたところではバイク自体が乗りやすく需要が高いのではないでしょうか。
3大メーカーは、台湾や東南アジアでの販売台数が大きいためそちらを優先するしかないようです。そして車種統一で台湾や東南アジアで販売した物を日本に持ってくると言う感じのようです。
このような感じで日本で販売される原付二種は海外、特に台湾や東南アジアで生産されているスクーターの販売が強く影響するようです。

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